NHKの大河ドラマ「光る君へ」にて藤原 実資(ふじわらのさねすけ)を演じるロバートの秋山さんが達筆な筆跡を披露したことでSNSで話題になっています。詳しく見ていきましょう。
この記事でわかること
・ロバート秋山さんの書道にかかわる今までの経歴
・ロバート秋山さんの活躍 など
ドラマで達筆な筆跡を披露!
上記の画像内の文字は秋山さん直筆の文字があるそうです。現代人には難解なこの文字を役とはいえ、書くことができてしまう秋山さんには驚かされます。本業がお笑い芸人とは思えない筆さばきですよね。最初の方は書家の先生が書かれているようですが、秋山さんが書かれている部分があることにXでも話題になっていました。
「光る君へ」第12回
実資の書。
ロバートの秋山さん演じる蔵人頭、藤原実資。
蔵人は天皇の秘書官で、文書の作成や保管、物資の調達などの仕事を行っていました。彼らが働く蔵人所(くろうどどころ)は、現代で例えるならば秘書課になります。
歴史学の立場からすると、彼の残した日記『小右記』は大変な価値があり、宮廷の政務や儀式の様子などが、詳細に記録されています。此度のドラマでもこれに頼るところが大きいです。
さて、何事も日記に書く彼ですが、手元はすべてロバートの秋山さん本人がされています。はじめは私が代筆をとも考えたのですが、手の形と色があまりに違うので断念(笑)。
ご本人に相談したら、普段から筆ペンを持ち歩き字を書くのが好きとのこと、ぜひ稽古したいと言ってくれたので練習に励んでいただきました。
実資の書が残っておりますので、それに近づけて繰り返し練習。というより、秋山さんの普段の字と実資の書が元から似ているんです!
味をしめた我々はこれからも書くシーンを随所に入れることにしました。
出典:https://www.instagram.com/p/C5AEI8dPDxv/?utm_source=ig_web_copy_link (上記の画像のポスト)
上記は「光る君へ」の撮影がまだ序盤の頃、書道を指導する先生(根本知さん)がInstagramでポストされた内容です。秋山さんは、普段から筆ペンを持ち歩き字を書くのが好きなようです。稽古してここまで書けるようになってしまうなんてマルチな才能の持ち主だなと感じます。
ロバート秋山さんは元から字が上手かった?
秋山さんと言えばクリエイターズファイル
「ロバート秋山のクリエイターズ・ファイル」(ロバートあきやまのクリエイターズファイル)は、秋山竜次(ロバート)による連載記事および動画の名称である。
Wikipediaより
そのクリエイターズファイルの中に、書道パフォーマー、書道ライフアドバイザー、書道ライフナビゲーターが肩書の「竜斎雲」というキャラクターがありました。文字を書くのが大得意!ではなくとも以前から筆で文字を書くことは好きだったのではないでしょうか。
クリエイターズファイルは他にも様々なシリーズがあり、2024年12月現在では106ものキャラクターが存在します。ロバート秋山さんのなりきり具合が本気すぎて面白かったり、周囲のスタッフが面白さに耐えきれず笑ってしまっているところが思わずこちらも笑ってしまうので、落ち込んだ気分の時や無性に笑いたいときにおすすめですよ。
コントでも達筆な筆跡を披露!
本業はお笑い芸人……!ということでなんとコントの中で「竜海雲」の名前で書道家を演じています。(クリエイターズファイルの竜斎雲と名前も似ていてこちらが原点だったりするかもしれません。)こちらは10年以上も前の動画ですがコントの中で達筆で芸術的な文字を書く秋山さんを確認することができます。体に隠れてしまって筆さばきが分からないのが残念ですが、実際に書いている様子が分かる動画を次の項目で紹介します。
実際の筆さばきはどんな感じなの?
クリエイターズファイルの動画内で実際に文字を書く秋山さんを見つけました。なめらかな筆さばきを確認することができるかと思います。趣味で書道を続けているにしても、風格というか余裕というか……センスを感じざるを得ない大胆ながらも繊細な筆さばきだなあ、と感じました。
ロバートの秋山さんはアーティスト的な才能がおありなんでしょうね✨
なぜロバート秋山さんは達筆な字が書けたのかのまとめ
- 以前から書道が好き(自身のネタやコントで披露している)
- 文字を書くのが好き(筆ペンを持ち歩き字を書くのが好き)
- 秋山さんの普段の字と実資の書が元から似ている(ドラマにて書道を指導する根本知さんのポストより)
以上のことからロバート秋山さんは達筆な字が書けたのでしょう。好きなことって上達が早いですからね。それにしても本業とのギャップがあって魅力的です。
マルチに活躍されるロバート秋山さん
ゲームでも活躍!
ここ最近の活躍と言えば、ロバート秋山さんは龍が如く8外伝 Pirates in Hawaii にマサル・フジタ役で出演されています。龍が如く8外伝 Pirates in Hawaii は2025年2月21日発売予定です。
笑わないで冷静でいられなくなってきませんか……(笑)さすがお笑い芸人です。龍が如くシリーズと言えば豪華なゲストメンバーが出演することで有名ですが、歴代の中でもコメディアンなどの芸人やお笑い芸人でゲスト出演したのは、
- 竹中直人さん
- 原口あきまささん
- 木村祐一さん
の3名くらいであとは俳優・女優・モデルなどのそうそうたるメンバーがゲスト枠を飾っています。実力のある方ばかりで秋山さんがゲストとして出演されたのも納得ですね。
子ども相手に歌のお兄さん的なことも!?
上記は最近Xのピノ公式アカウントが公開したポストです。大河ドラマで俳優を演じて子ども相手に歌のお兄さんのような役まで演じられる秋山さんの役の広さにまた驚かされました。
以前には歌のお兄さんではなく、歌手のキャラクターで登場しています。今後シリーズ化して新しいキャラクターが出るかもしれません、楽しみですね!
【追記】2024年12月20日発売の小説新潮・新年号にロバート秋山さんが登場!
株式会社新潮社は、小説誌「小説新潮」新年号(2024年12月20日発売)にて、「緊急特集 なぜいま秋山竜次なのか」を掲載いたします。お笑いトリオ「ロバート」の秋山竜次さんの、クリエイターとしての魅力に迫るロングインタビュー、直木賞作家たちとの特別コラボ、約3000人を動員したラジオイベントのルポルタージュなど、小説誌ならではのスペシャルな企画をお届けします。
≈中略≈
秋山さんのクリエイターとしての素顔に迫ります! 創作の裏側をインタビューで徹底深掘りし、ここでしか見られない撮り下ろしのサービスショットも多数掲載! 全ページフルカラーでお届けします。
引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001815.000047877.html
小説新潮に撮り下ろしのサービスショット!?全ページフルカラー!?なんとも豪華な秋山さんの特集が掲載されているそうです!年末の家ごもりのおともにいかがでしょうか。
おわりに
達筆な字を書くことができる秋山さん。彼の書にまつわるルーツを知ることができたような気がします。今回調べて気づいたのですが、まさかクリエイターズファイルのキャラクターが100を超えているとは思わなかったのでこれを機にさかのぼってみてみようと思いました。今後もロバート秋山さんの活躍に期待したいですね!