都市化された街並みの近くで、美しい花々と豊かな水や緑を観ながら散策したり、歴史的建造物を観ながら東京・羽村の歴史に思いをはせたり、自然に囲まれた個性的なカフェで休憩したり。のんびり、ゆったりした時間を過ごすことができます。
TRAVEL GUIDE MAP


- 日本語(2020.12)
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根がらみ前水田

羽村市のチューリップ畑は、約59,000㎡・東京ドームの1.26倍で関東最大級。約35万球のチューリップが咲き誇ります。
市内唯一の水田「根がらみ前水田」の裏作を利用しているもので、初夏から秋はお米を作り、秋から春はチューリップを栽培し観光スポットになります。
子どもとお散歩で行けるのがうれしい地域に密着した交流の場にもなっています。
4月には、チューリップまつりが開催されます。
6月

地域の子どもたちやボランティアの人々が5月に球根を掘り取った一部の田んぼに田植えをしていきます。
7月

水田の中ですくすくと稲が育ち、青い空が水田に反射してとてもきれいです。カモの親子も遊びに来ますよ。
8月

水田の一角に大賀ハスが咲き誇ります。大賀ハスの茎でお酒やジュースが飲める「観蓮会」もあります。
9月

稲穂が揺れる水田はまるで黄金のじゅうたんのよう。小学生が作るオリジナルかかしも個性派ぞろい。
10月

いよいよ、稲刈りの季節!地域の人たちによる収穫体験が行われています。
11月

次の春に向けて、地域の子どもたちやボランティアの人々がチューリップの球根を一つひとつ丁寧に植えていきます。春が待ち遠しいですね。
羽村発!玉川上水の出発点
羽村取水堰

「玉川上水」は承応2(1653)年、江戸に暮らす人々の大切な飲料水・生活用水を確保するため、現在の羽村市から新宿区四谷大木戸までの約43㎞が開削されました。
江戸はそのおかげで、都市として発展できたとも言われています。
出発点の「羽村取水堰」は、洪水などの時には投渡木(なぎ)といわれる横に渡した材木を取り払い、堰が流されないように工夫されています。


現在では、約200本の桜の木が上水に沿って立ち並び、春には桜の名所にもなっています。
毎年3月に開催する「はむら花と水のまつり・さくらまつり」では、お花見スポットとしてにぎわいます。
かわいい動物と触れ合えるアットホームな雰囲気が魅力!
動物公園(ヒノトントンZOO)

全国初の町営動物園として昭和53年に開園し、子どもと一緒にお散歩でも立ち寄れる、地域の人たちに親しまれるアットホームな動物公園です。ヒヨコやモルモットと触れ合ったり、ミニブタやシバヤギなどにエサをあげたりすることができます。キリンの網目模様にはハートマークが隠れているので、ぜひ探してみてください。
童話をモチーフにした「童話ランド」のユニークな展示もありますよ。






東京都羽村市羽4122番地
電話 042-579-4041
休園日 毎週月曜日(祝日の場合は営業)、12月29日~1月1日
入園料 大人400円 小中学生100円 4歳以上の未就学児50円
配水塔の上から市内を一望
水道事務所・配水塔

羽村市の水道水は地下水100%。安全でおいしく、子どもにも安心して飲ませることができます。井戸から汲み上げた水は浄水場で処理して、市内3カ所の配水塔からご家庭へ給水しています。
配水塔の一つ、水道事務所の敷地内にある第一配水塔は高さ約34m・容量約6,300立方メートル。毎月1日(土・日・祝日を除く)に見学することができますので、配水塔の上に登って景色を楽しんでください。
東京都羽村市緑ヶ丘2-18-5
1400年以上前からまちを見守る
阿蘇神社本殿(都指定有形文化財)

阿蘇神社は、社伝によると推古天皇9年(601)に創建されたといわれる古社で、古来多摩川を望む崖の上に鎮座しています。
本殿は、一間社流造のこけら葺き屋根で、延宝4年(1676)の造立です。江戸時代初期の神社建築の貴重な資料となっています。また、附として棟札9枚も指定されており、中でも「天文5年(1536)」の棟札には三田氏一族の名前が見えます。
東京都羽村市羽加美4-6-23
阿蘇神社のシイ

樹齢800年とも1,000年ともいわれる古樹は、幹の周囲6.1メートル、高さ約18メートルを測ります。厳密にはスダジイです。平将門を討った藤原秀郷が植樹したという伝説があります。近年の降雪や台風で枝が折損するなどの被害を受けましたが、まだまだ樹勢は旺盛です。
くるくる渦巻の形がおもしろい
まいまいず井戸(都指定史跡)

JR羽村駅東口近くの五ノ神社境内にあります。まっすぐ縦に掘る井戸掘り技術が発達していなかった頃、水の得られる深さまでスリバチ状に掘り窪めていたようです。そこへの通路が螺旋状にめぐっているために、カタツムリを意味する「まいまい」の名が付けられました。いつの頃からか「まいまいず井戸」と呼ばれるようなりました。
江戸時代に井戸さらいをした時、鎌倉時代から室町時代の板碑が出土したといわれているので、古くから使われていたことがわかります。
東京都羽村市五ノ神1-1
羽村の歴史を知ろう!
羽村市郷土博物館

多摩川を中心とした自然環境と、そこで育まれてきた歴史と文化を学べる博物館。羽村に生まれた作家・中里介山の生涯や作品についても紹介しています。
旧下田家住宅

中里介山ゆかりの赤門

東京都羽村市羽741
電話 042-558-2561
休館日 月曜日(祝日の場合は開館)、12月29日~1月3日
入館料 無料
羽村の年間イベントカレンダー
伝統行事や祭礼が人々の生活に根付いています。
気になるイベントをチェックして、羽村市の文化にぜひ触れてみてください。
1月上旬
どんど焼き

一年の豊作や無病息災を願って行われる古くからの伝統行事。お正月飾りの門松やしめ縄などを火にくべて焼き払います。羽村堰下の河川敷と宮の下運動公園で行われます。
活力市 だるま市

羽村市農産物直売場で年に2回行われる市場「活力市」。新春は「だるま市」が開催されます。縁起物のだるまを買って一年の「商売繁盛」「大願成就」などを祈願しませんか。模擬店や和菓子、野菜、花などの即売も行います。
3月~4月
はむら花と水のまつり

さくらまつり(前期)
玉川上水沿い・羽村堰周辺を中心に約200本の桜が咲く中、開催。夜にはライトアップされた幻想的な夜桜を楽しむことができます。羽村市動物公園や日野自動車(株)羽村工場も会場になります。

チューリップまつり(後期)
市内唯一の水田「根がらみ前水田」の裏作を利用した関東最大級を誇るチューリップ畑でのお祭り。毎年約60種類約40万球のチューリップが咲き誇ります。
4月中旬
春祭り
4月第2土・日曜日に行われます。メインとなる本大祭では、稲荷神社(八雲神社)の神輿が多摩川の羽村堰下を川渡りする大迫力の「神輿の川入れ」が行われるほか、前日の宵宮祭りでは、6基の神社の山車が市内を練り歩いた後、「山車曳き合わせ」でお囃子を競い合います。
山車の曳き合わせ

羽村駅西口に山車が集結し、競演が行われます。
神輿の川入れ

稲荷神社(八雲神社)の神輿による水中渡御は大勢の方が見物します。
6月下旬
ホタル観察会

羽村市蛍研究会では、阿蘇神社近くのホタル養殖地でホタルの飼育を行っています。毎年6月下旬にホタルの飛翔が確認され、観察会が行われます。
7月上旬
活力市 あさがお・ほおずき市

農業者と商業者が合同で行う「活力市」の2回目は「あさがお・ほおずき市」。
ほおずき販売の他にも新鮮野菜・花・だんご・わさび・アクセサリーなどの即売も行われます。
大輪のあさがおや、真っ赤なほおずきを庭先に一鉢置いて、夏の風流を感じてみませんか。
7月下旬
はむら夏まつり
羽村市最大のイベント。おはやしの曲目「にんば」に合わせた羽村市独自の踊り「人波踊り」や「サンバパレード」が会場を盛り上げます。模擬店も多数出展します。
夏まつりに合わせて、羽村駅前を真夏のイルミネーションが彩ります。


8月上旬
観蓮会

根がらみ前水田の大賀ハス植栽地で開催され、蓮の葉に注がれたお酒やジュースを飲む荷葉杯が行われます。
8月下旬
灯篭流し

生きている幸せを先祖に感謝しつつ、家内安全、学業成就などの願いを込めて灯篭を川に流します。
9月下旬
はむらふるさと祭り

小作駅前で、大人から子どもまで、パワフルな「よさこいソーラン」を披露します。
10月上旬
はむらイルミネーション

イルミネーションの点灯式やプロジェクションマッピング上映のほか、ハロウィンやダンスコンテストなど、様々なイベントを行います。
11月上旬
羽村市産業祭

富士見公園で商業、工業、農業、消費者団体などが活動と成果を紹介する、見て・聞いて・触れ合うことができるイベントです。商品販売、飲食コーナーもあります。
羽村で見られる色とりどりの花たち
はむら花暦
四季折々の花が私たちの目を楽しませてくれます。ここでは、河川や公園などの花の見どころをまとめました。花によって開花の期間には長短がありますが、標準的な開花時期を目安にして掲載してあります。

武蔵野公園のイチョウ
野球場やテニスコートのある公園に、100mを超えるイチョウ並木があります。カメラ好きの人には、隠れたスポットになっています。
1月 ロウバイ

2月 梅

3月 沈丁花

4月 八重桜

5月 踊子草

6月 スイレン

7月 アジサイ

8月 大賀ハス

9月 酔芙蓉

10月 カワラノギク

11月 ヒメツルソバ

12月 寒椿
