TikTokを中心に若者から支持を集めるタレント・エイミーさんが、過去に投稿した香水に関する発言で炎上し、その後TikTokで謝罪したことが話題になっています。
彼女の一言がネット上で大きく広がり、批判が殺到する一方で、その発言の背景にあった“ある過去”を明かしたことで、共感の声も集まりました。
この記事では、「エイミー 炎上」の一連の流れを時系列で解説しながら、なぜ炎上したのか、何が問題だったのか、そして私たちがそこから学べることについて詳しく見ていきます。
エイミー炎上の理由を時系列で解説
エイミーさんが炎上したのは、あるTikTok動画での発言がきっかけでした。
彼女は「Diorのソヴァージュをつけてる男には気をつけて。クズ率高すぎ」という一言を添えた動画を投稿。
ジョニー・デップが広告塔を務める人気香水「ソヴァージュ」の名前を具体的に挙げたことにより、多くの人が不快感を覚え、炎上騒動に発展しました。
ここでは、その発言から謝罪に至るまでの流れを時系列で振り返っていきます。
発端はTikTokでの軽率な一言
エイミーさんの炎上は、2023年3月に投稿されたTikTokの動画が発端でした。
動画の中で彼女は、「Diorのソヴァージュをつけてる男には気をつけて。クズ率高すぎ」とコメントしながらダンスする様子を公開。
香水の名前を挙げて性格を決めつけるような発言が、「偏見」「差別的」と受け取られ、SNSで拡散されることに。
批判殺到！視聴者が怒った理由
この発言に対し、視聴者からは《勝手にソヴァージュの価値下げるな》《愛用してる人をバカにするな》《香水と性格に関係ない》などの批判が殺到しました。
特定の商品を名指しし、使っている人を悪く言うことは、たとえ個人の体験に基づいていたとしても、公の場で発信するには大きなリスクを伴います。
ジュキヤとの動画での“開き直り”発言
その後、YouTuber・ジュキヤさんのチャンネルに出演したエイミーさんは、問題発言について「めっちゃ有名で、クズが使ってるんです」と再主張。
この発言がさらに火に油を注ぐ結果に。ジュキヤさんからの「それはお前が悪いだろ」というツッコミに対しても不服そうな態度を見せ、一時は「炎上を楽しんでいるのでは？」という見方まで浮上しました。
エイミーが語った“真相”と複雑な背景
2024年4月、エイミーさんは再び自身のTikTokを更新。
問題となった発言について改めて謝罪し、その背景にある衝撃的な過去を明かしました。
ただの“軽率な若者の発言”ではなかったことが、次第に明らかになります。
暴力被害を受けた過去の恋人との関係
謝罪動画の中でエイミーさんは、かつて交際していた恋人からDVを受けていたことを告白。
その元恋人が「ソヴァージュの香水を使っていた」ことから、過去のトラウマが蘇り、あのような投稿に至ったと語りました。
しかもその恋人は別れたあとにエイミーさんの実家まで来て暴力を振るい、警察沙汰にまでなったそうです。
この出来事が彼女の心に大きな傷を残したことは明白です。
ひどいことされたら断言したくなる気持ちわかるかも……。
「軽率だった」と語る彼女の反省
エイミーさんは動画内で「香水を使っている全員を否定する意図はなかった」と繰り返し説明。
あくまで自身の過去の体験に基づく感情的な表現だったことを強調しつつも、「軽率だった」と発言を反省しました。
「私が悪いです。本当にすみませんでした」としっかり頭を下げる姿が印象的でした。
謝罪動画への反応と共感の声
この謝罪動画には、多くの共感の声も寄せられました。
「18歳でここまで謝れるのは立派」「背景を知って少し納得した」「確かに発言はよくなかったけど、理由がわかると考えさせられる」といったコメントがSNSに続々と投稿されました。
彼女の素直な告白に、多くの人が感情移入したようです。
SNSの反応まとめ
エイミーさんのファンの意見としては、「ソバージュクズ」という表現に共感や理解を示す声が多く見られ、ホストでその香水を使っている人に素敵な人はいないといった体験談も寄せられています。
また、今回の件が些細なことで炎上していること自体を疑問視したり、元カレへの強い批判や、今回の内容で謝罪する必要はないのではないかという声もあがっています。
さらに、辛い過去を話してくれたことへの感謝や、ソバージュを使っている男性はクズだという表現にもなんとなく理解できる、という声もありました。
一方で、香水を悪く言わないでほしいという立場からの意見としては、ソバージュのブランド側から何かアクションを起こされないように謝罪したのではないかという見方や、エイミーさんの発言によってソバージュのブランド力が下がることを懸念し、表現をやめてほしいという要望が見られます。
また、そもそも誰が使っているかに関わらず、その香水を使うのをやめろというのは間違っているという意見もありました。
エイミーのファンの意見
- ソバージュクズ、結構ガチだよね笑
- いやホストみんなソバージュだし、素敵な人に出会ったことないから大丈夫だよ。
- こんなくだらないことで炎上するなんてかわいそう。
- 元カレやばすぎでしょ…。
- 謝罪しろって言われるような内容じゃなくてびっくり。
- あんなことされたらソバージュ使う男はクズって言いたくなる気持ちも分かるかも。
- 辛い過去話してくれてありがとう。
香水を悪く言わないで欲しい側の意見
- ソバージュ側から何か言われないように謝罪したとか？イメージ悪くしてるんだからね。
- ソバージュのブランド力が下がるからやめてほしい。誰が使うとか関係なく、使うのやめろって言うのは違うでしょ。
エイミー炎上騒動から学ぶ、SNS時代の言葉の重み
この騒動は「SNSでの発言の影響力」を改めて感じさせるものでした。
フォロワーが多いインフルエンサーはもちろん、一般の人も投稿内容には気をつける必要があります。
ここでは、エイミーさんのケースから学べるSNS時代の教訓について見ていきましょう。
炎上しやすい言葉とその特徴
一見ちょっとした冗談や意見のつもりでも、「断定」「一括りにする」ような言葉は炎上しやすい傾向があります。
「〇〇を使ってる人＝クズ」など、ステレオタイプ的な発言は共感よりも反感を呼びやすいです。
言葉の選び方ひとつで印象はガラッと変わることを意識しましょう。
自分の経験と発言の境界線
「私の元彼がクズだった」はOKでも、「その香水を使ってる人はクズ」はNG。
この線引きをできるかどうかが、SNSリテラシーの分かれ道です。
自分の経験を発信すること自体は悪くありませんが、それを一般化してしまうと誤解や反感を買いやすくなります。
インフルエンサーが抱える“発信の責任”
フォロワー数が多い人ほど、発言に対する責任も重くなります。多くの人が見ている場での言葉は、想像以上に影響力を持ちます。「影響力＝パワー」だということを理解した上で、その使い方に慎重になっていく必要があります。
おわりに
「エイミーさんの炎上」は、SNSの時代における発言の影響力と責任を改めて考えさせられる出来事でした。
軽率な一言が多くの人を不快にさせる一方で、その背景にあった苦しい過去や本人の謝罪が明かされることで、共感の声も集まりました。
この騒動から学べるのは、「自分の経験をどう発信するか」の重要性。インフルエンサーはもちろん、私たち一人ひとりがSNSの使い方を見直すきっかけにしたいですね。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
