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かけがえのない「もう一つの居場所」 音楽がつなぐ世代を超えた仲間たち
~音楽のあるまち羽村②~

  • 伊藤 大(市民記者:だいさん)

中学校や高校で部活動に情熱を傾けた経験はありませんか。運動部でも文化部でも仲間と一緒に目標に向かって研鑽し、高め合った経験は、その後の人生の様々な場面で活きてきます。その一方で、卒業をきっかけに活動を続ける場を失った人も多いのではないでしょうか。もし、卒業後も活動の場があったら、どのような日常が待っているのでしょうか。

音楽を続けられる場所

羽村市では、小・中学校への楽器配備等を軸とした「音楽のあるまちづくり」の取組が行われており、全ての小・中学校に金管バンドや吹奏楽の部活動や課外活動があります。特に、各中学校の吹奏楽部は全国レベルの実力で、羽村第一中学校は「全日本吹奏楽コンクール中学生の部」で何度も優秀な成績を収め、2015年~2017年には3年連続で金賞を受賞しています。このような環境で吹奏楽を学んだ子どもたちが、卒業後も続けられる場として、1987年に「羽村町青少年吹奏楽団」が誕生しました。2006年には名称を「羽村市吹奏楽団」と改め、現在に至るまで活動を続けています。
卒業した後も大好きな吹奏楽を続けられる。そんな環境の中で人生を歩んできた吹奏楽団の皆さんに、お話を伺いました。

左から、坂本奈智さん、田中真美子さん、大坪恵美さん、バトラー歩さん、山崎優さん

だい 皆さんは、小・中学校で吹奏楽に取り組んでいたということですが、普段はどんな練習をしていたのでしょうか?

山崎さん みんな一生懸命練習していましたね。

大坪さん 各小節をそれぞれ一人ずつ担当しながら最後まで止まらずに演奏するという練習があったのですが、その時はものすごく緊張しながら自分の番がくるのをまっていました。

バトラーさん あと、演奏する曲をドレミで歌う練習もしました。

だい 色々な練習をしていたんですね。

山崎さん 私の吹奏楽のキャリアの中では、小学校時代が一番真剣に練習していたかもしれません(笑)

大坪さん 練習が大変な面もありましたが、辞めようという気はありませんでした。吹奏楽自体が好きだったんですよね。

バトラーさん 友だちもいるし、演奏会で遠征するのも楽しかったです。

坂本さん そうやって真剣に吹奏楽に取り組んだということがあったから、今も演奏を続けられているんだと思います。

だい 先生が、演奏の技術だけでなく音楽に向かう姿勢を教えてくれたことが、音楽の楽しさを気づかせてくれたのかもしれませんね。

世代を超えた混成チーム

だい 羽村市吹奏楽団のことはどのようにして知ったのですか?

坂本さん 羽村市産業祭で演奏しているのを見て知りました。

だい 何歳ぐらいから入れるのですか?

田中さん 中学生から入れます。

山崎さん 年齢層が幅広いですよ。

だい 幅広い年齢の方で構成され、一緒に活動するのは珍しいと思いますが、雰囲気はどんな感じですか?

バトラーさん 中学校を卒業してすぐに入ったのですが、なかなか知り合えない年齢層の人とおしゃべりできるのが楽しかったですね。

山崎さん 学校や家では話せないことを年上の人に聞いてもらえて嬉しかったです。

だい 親や先生とはちがう大人と話ができる場って、意外と貴重かもしれませんね。

坂本さん 入団したばかりの年下世代のメンバーに「さん付け」で呼ばれていました。怖いイメージがあったみたいです。それが知らない間に愛称で呼ばれるようになっていました(笑)

山崎さん 演奏会の前になると「演奏会でルーズソックス履かない!」とか「スカート短すぎ!」とか言ってたしね(笑)

バトラーさん でも、いつの間にか「なっちゃん」になってたよ(笑)

かけがえのない居場所

だい 羽村市吹奏楽団の良さはどんなところにあるのでしょうか?

坂本さん 自分のペースで活動できるところがいいと思います。子育てで忙しい時期は出られるときに参加して、しばらく行けない時期があっても「それでもいいよ」という雰囲気があります。

バトラーさん だから、長く続けられるんだと思います。受験で一時離れても、また受け入れてくれますし、仕事が忙しいときには、短時間でも練習に参加する関わり方でも大目にみてもらえるのもよかったです。

坂本さん 指導してくださっている千田先生は、メンバーの演奏の仕方を尊重したうえで、色々アドバイスをするようなスタイルなので、それもいいなと感じています。

だい 自分のペースで参加できるからこそ、長く続けられるんですね。皆さんにとって、羽村市吹奏楽団はどのような場所なのでしょうか?

田中さん 家庭や仕事以外の居場所で、これがあることが私にとってすごく大きいです。

バトラーさん 息抜きやストレス発散の場にもなっています。
 
田中さん 楽団での時間は本当に自分のためという感じで、だからみんな大切にしているんだと思います。

だい 忙しい日々の中で、自分のために時間を使える場の存在が、生活を豊かにしてくれているのかもしれませんね。

羽村市吹奏楽団の皆さんとお話しして感じたのは、仲の良さとインタビュアーである僕をも受容するような雰囲気の良さでした。卒業しても楽器を演奏できる場として生まれた吹奏楽団は、今や吹奏楽という共通の楽しみを持つ気の置けない世代を超えた仲間たちがつながる場でもあるのですね。
皆さんもこんな場所を探してみませんか?もしかしたら、新しい友人との出会いが待っているかもしれません。

INFORMATION

羽村市吹奏楽団
練習日 毎週土曜日・日曜日
時間 18:00~21:30
場所 羽村市立羽村東小学校音楽ホールほか
定期演奏会 毎年4月頃を予定(羽村市生涯学習センターゆとろぎ)
ウェブサイト https://hamura-wo.amebaownd.com/

羽村市おすすめポイント

根がらみ前水田
バトラーさん:桜やチューリップも見れるし、食事できる場所もあるので。
田中さん:子どもを連れて散歩するのにぴったりです。
住所 羽村市羽加美4-25

羽村市動物公園
坂本さん:子どものころから遊びに行ってました。
山崎さん:園内で演奏したのがいい思い出です。
住所 羽村市羽4122
電話 042-579-4041
ウェブサイト http://www.t-net.ne.jp/~hamura-z/

クレッシェレ(イタリアンレストラン)
大坪さん:ランチはリーズナブルで、生パスタがおすすめです。
住所 羽村市五ノ神4-15-11
電話 042-578-3368

関連情報

伊藤 大(だいさん)

1971年生まれ。羽村市には延べ31年在住。ランニングとロードバイクを愛する1児の父。普段会えない人に会いたくて市民記者に応募しました。いつか、スポーツや趣味を通じて市民同士がつながるきっかけとなる記事を書いていけたらと思っています。