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真夏の夜!動物たちの裏の顔 「大人限定ナイトツアー」から見た羽村市動物公園

  • 鳴島 タカシ(市民記者:なるさん)

羽村市に動物園があることをご存知でしょうか。羽村市動物公園はアミメキリン、サーバル、フンボルトペンギンなど人気ある動物を見たり、モルモットやひよこなどと触れ合ったりすることができます。園内は平らで、小さな子どもが歩いて見て回るのにちょうどいい広さでもあり、子育て家族に人気があります。休日になるとたくさんの家族が遊びにきて賑わっています。でも、皆さんが見ているのは昼間の動物たちじゃないですか。夜の姿を見たことはありますか。

大人限定ナイトツアー

インターネットを見ていると、ふと羽村市動物公園の「大人限定ナイトツアー」というイベントがある事を知りました。昼間の動物園には行ったことはあるけど、夜はどんな感じなのか?なぜ「大人限定」なのか?興味を持ったので、妻との出産前の思い出づくりに応募したところ、運よく夏の回に当選したので参加しました。

参加したのは2018年8月24日に開催された「大人限定ナイトツアー」。受付を済ませて一歩、動物公園に足を踏み入れると外灯はほとんど無く、場所によっては足元が見えないほど真っ暗。でも、目が慣れてくるとかすかに見えます。

開催時間の19:00ごろになると日が落ちて真っ暗

説明会場に行くと、まず赤いセロファンを懐中電灯に被せます。これは足元を見えるようにしながら、動物たちが、まぶしくないようにする工夫です。

説明が終わるとナイトツアー開始。

当たり前ながら昼間活動している動物は寝ています。シセンレッサーパンダが木の上で寝ている姿がとてもかわいいです。

横取りしないハイエナと寝ないキリン

飼育員の田島さんのガイドで、シマハイエナの前に来ました。ハイエナは夜行性だけに昼間より元気に動き回っている感じがします。

田島さん ハイエナって獲物を横取りする印象があるかと思いますが、実は全然しないんです。狩りの成功率はライオンより高く、むしろライオンがハイエナの捕まえた獲物を横取りする事があります。ハイエナって実はそんなに悪い子じゃないって事だけは知っておいてください。

今度はアミメキリンの前に来ました。

田島さん キリンは睡眠に特徴があって、人間は6時間ぐらい寝ますが、キリンは20分ぐらいしか寝ません。他の動物に襲われないよう、ほとんど寝ないんです。

このような特別なガイドに導かれ、楽しみながら進んでいくと、気が付いたら20匹ほどの動物の観察が終わっていました。

大人限定ナイトツアーの誕生

さて、この「大人限定ナイトツアー」はどうして企画されたのでしょうか。通常の「ナイトツアー」は子どもも参加できます。発案者の磯部さんにお話を伺いました。

なる 「大人限定ナイトツアー」に夫婦で参加させていただき、とても楽しかったです。当たり前ながら、動物には夜の姿もあるんですね。

磯部さん そうなんです。夜行性の動物はやっぱり夜の表情が活き活きしています。猛禽類のフクロウなんか、「眼光ヤバ!」て感じですよ。

なる 確かに!フクロウに目ぢからがありましたね。ビーバーなどの夜行性の動物も昼間に比べて活発だと感じました。この「大人限定ナイトツアー」ですが、どのような経緯で生まれたのか教えてください。

磯部さん 子どもが通う保育園の先生が「『ナイトツアー』に興味があるけど『親子のための』といわれると、子どもが大きくなって一緒に行動しなくなってきた私には、なかなか参加できないのよね」と話しているのを聞いて、子連れじゃない人にも参加しやすい「ナイトツアー」を作りたいなと思ったのがキッカケです。高校生以上を対象に2017年に初めて開催したところ、募集人数の倍以上の応募がありました。そこで、2018年は四季に合わせた開催を計画しました。

なる 「大人限定ナイトツアー」は春夏秋冬、年4回も開催する予定なんですね。飼育員をやっていてどんなところにやりがいを感じますか。

磯部さん 動物の世話は気を遣うし仕事も多くて大変ですが、他の動物園にお嫁さんやお婿さんに出すとき、怪我もなく、無事に届けられるとホッとします。そして、その子たちに赤ちゃんができた話を聞くとやりがいを感じます。人間と同じように動物にも家族ができていくんですよね。そこに立ち会えるんです。担当しているアミメキリンの「小町」の出産に立ち会ったんですが、「小町」が赤ちゃんを産んだとき、感動して涙をボロボロ流してしまいました。たまたまですが、その年に自分にも子どもができたので、重なって見えたんです。

桜を背景にキリンが撮影できる場所

アミメキリンの「タツキ(左)」と「小町(右)」。「小町」にはハート型の模様があり、携帯の待ち受けに入れると恋が成就するとかしないとか…

なる 磯部さんが思う、見どころはどこですか?

磯部さん 「羽村市動物公園」は動物たちとの距離が近いのが特徴で、エサやりができるイベントも沢山あります。それと、キリンを見上げることができるのも珍しいんです。

磯部さん このキリンが「小町」です。この子は色白なのが特徴です。また、キリン舎の向こうにあるのが桜の木なので、春になるとピンクの桜を背景にした「小町」が撮れるので、動物園好きな写真家の間では有名なんですよ。「はむらさくらまつり」の期間中に無料開放する日もあるので、ぜひ、見にきてください。

なる それは写真映えしますねーっ!それでは最後に何か伝えたいことはありますか。

磯部さん 子どもが動物を「ジッ~」と見て固まっていると、親はついつい時間を気にして「次に行こう」と言ってしまいがちですが、そのまま飽きるまで見せるようにしてあげてください。その時子どもには、物凄く大量の情報が入っていて学習している最中なんです。日ごろ忙しいと思いますが、ゆっくり、のんびり動物たちとの触れ合いを楽しんでください。

駐車場からの道には
クイズ形式の写真が並ぶ

羽村市動物公園は駐車場から入り口までの距離が少しありますが、クイズ形式に写真を並べて、子どもが飽きずに歩けるような工夫をしています。「ナイトツアー」も子連れでも大人だけでも楽しめるよう色々な工夫がなされています。誰もが楽しめる動物園。日常では出会えない動物たちに、会いに行ってみませんか。

INFORMATION

羽村市動物公園
住所 羽村市羽4122番地
電話 042-579-4041
開園時間
・3月~10月まで:午前9時~午後4時30分 (入園は午後4時まで)
・11月~2月まで:午前9時~午後4時 (入園は午後3時30分まで)
休園日 毎週月曜日と1月1日(月曜日が国民の休日に当たるときは開園)
ウェブサイト http://www.t-net.ne.jp/~hamura-z/

磯部さんの羽村市おすすめポイント

元祖 味里(みさと)本店
住所 羽村市緑ヶ丘3-21-10
電話 042-555-8905
おすすめ理由 から揚げがお勧め!

鳴島 タカシ(市民記者:なるさん)

この記事を書いている間に男児が生まれ一児の父となった。同じくカメラが趣味の妻と共に写真を撮り歩いている。会社があるので青梅市に詳しくなったが、生活している羽村市にうとくて市民記者になった。現在は羽村市にて子育て奮闘中。