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音楽を通じた多世代交流の場を作りたい!大人が楽しむライブバーで子どもたちのクリスマス会

  • 鳴島 タカシ(市民記者:なるさん)

2016年のクリスマスの日、小作駅前にあるライブバー「パーパス」にクリスマス会をやるために集まった音楽教室の子どもたち。
ライブバーというと大人がお酒を飲みながら音楽を楽しむ場所。そんな場所に営業時間外の昼間とはいえ子どもたちが集まった。一見して場違いに感じる場所でのクリスマス会はなぜ開催されたのだろうか? そしてお店にとってはどうだったのだろう?

大人の遊び場に子どもが集まった?

なる(市民記者) パーパスに子どもたちが集まってクリスマス会をしたって聞いたけど、これは直さんの発案なんですか?

直さん 私は自分のアイデアからイベントを起こすことが少なくて、このクリスマス会もパーパスのお客さんで、ピアノ教室の大竹先生(おおたけピアノ教室)からの相談だったのよ。

今回に限らず「こういうイベントここでできるかな?」と持ち込まれて、私も「ああ、それ良いかも」って感じで実現することが多いの。

大竹先生はピアノの他に、子どもと大人が一緒に歌うコーラスを教えていて、そのメンバーとクリスマス会をする場所を探していたの。教室が店から近いこともあって、じゃあ、やってみようかって。

パーパス店長 田村直子さん

なる 当日はどんな様子でしたか?

直さん ここは大人の場所だから店の中も暗いし、やっぱり子どもたちは最初は緊張してて。ライトは全開にして明るくしたんだけど、それでも雰囲気あるから、子どもたちにするとどうしても緊張しちゃうよね。

ドアを開けて最初は恐る恐る「こんにちは...」って入ってきたの。

そこで私は準備しておいたものがあって。

クリスマス会って、サンタの帽子とか衣装を用意してくる子と、そうでない子がいるの。普段の格好をしてきた子はクリスマスの格好をしてきた子を見て気後れすることもあって、しかもそういう子ほど大人しかったりする。だから、みんなで楽しくなれるように、普段着の子どもたちにもかぶってもらおうと、クリスマス用の帽子を用意しておいたの。

それこそ余るくらい(笑)。

入ってすぐのテーブルに帽子を並べておいたら、先生が気付いて「田村さんが用意してくれたのよー」って言ってくれて。そしたら、子どもたちが「ありがとうー!」って楽しそうに帽子を選んでくれて、そこから少しずつ緊張がほぐれてったかな。

クリスマス会では、まずピアノは先生が弾いて、子どもたちは練習してきた歌をみんなで歌って、大人のメンバーも練習してきた歌を歌ってね。クリスマスらしくケーキとチキンを用意して、食べながらみんなの発表を聴いて、フリードリンクにしてね。最後に良かったって実感できたのが、みんなで先生に感謝の気持ちを寄せ書きして渡したこと。

直さん 寄せ書き用にシールも用意しておいて、書き終わったころに渡したら喜んでみんなで貼ってくれて。その頃にはみんな本当に楽しそうにしていて、そこで、ああ今日は楽しんでくれたんだなっていうのが見てとれてホッとした。

なる なるほどねー。いつもと違う雰囲気の場所で発表できたからこそ、楽しかったのかもしれないね。

ピアノがあるライブバー

目指すはシニアと子どもたちが音楽で遊ぶライブバー

なる 話は変わりますが、パーパスの今後の夢や目標はなんですか?

直さん まず、「私が一生(パーパスを)やりたい」っていう大前提がある。

今から30年後、私が80歳ぐらいになったとき、今年クリスマス会に来てくれた8つの子が40歳になっているのよ。

これって歴史よ。すごくない?

ここでカップルができて、子どもが生まれて、その子どもが20年後、またここに来てくれてとか。

もう、夢が広がっちゃう。

それと、5年くらいすると定年になる常連さんたちがいるのね。私は不動産と設計の仕事もやっているので、基本的に昼間は店を開けられないの。だから、代わりに誰かが昼間も開けてくれたら良いなーって思う。夜にやっている昭和歌謡のイベントとか音楽教室とかを昼間にやってくれたら。

自由に使える楽器が並ぶ店内

直さん そしてそこに子どもたちも来る。「お母さん今日は残業だからパーパス行っててねー」みたいな。お母さんが「今日残業なのー」って時に「いいよいいよ見てるから」って言える場所になる。そうするとお母さんも働きやすいし、子どもたちは大人からピアノ習っちゃったり、ギター習っちゃったり、ドラムやったりとかできる。それが、子どもも来られるパーパス老人ホーム化計画(笑)。

なる 子どもは遊んでいるうちに、演奏技術が身に付いちゃっている(笑)。

直さん うん。

今回のクリスマス会を開いてみて、そういうパーパスの将来像がイメージできるようになったのが良かった。パーパスが子ども時代の思い出の場所になる人がドンドン増えてくれたら良いなって思っています。

最後に

パーパスを始めた頃から田村さんを知っているが、当初の生活は、昼は本業の不動産と設計、夜はパーパスの経営と、のちに「さすがにこの生活を続けたら体が取り返しのつかないことになると思った」と言うほどにハードワークだった。その後、無理しないよう店の営業時間を調節し、経営を見直しながら店を続けていたところ、次第に「趣味で楽器や音楽を楽しむ人たちが集まり、自然にセッションが始まるお店」という彼女が目指していたコンセプトに共感する客層が定着した。楽器演奏などの初心者に優しいことから地元のお客さんも増えて、年配者から若者まで幅広い世代のお客さんが集っている。
子どもたちのクリスマス会を開いて、さらなる将来のイメージができてきたパーパス。気になったら気軽に立ち寄ってみると面白いかもしれない。

INFORMATION

ライブバー パーパス
住所 羽村市小作台2−6−3 FTビルIII 2階
営業時間 19:30~24:30
定休日 毎週火曜日・第5水曜日
連絡先 090-2668-0542 田村直子
ウェブサイト http://purpose.tokyo/

おおたけピアノ教室
ウェブサイト http://www2.tbb.t-com.ne.jp/melody-y/

田村さんの羽村市おすすめポイント

イチローさんのキマグレカフェ

住所 羽村市羽西3−11−26
営業時間 11:30~18:00
定休日 水曜日
連絡先 042-579-7878
ウェブサイト http://www.home-crea.co.jp/cafe.html
おすすめ理由
“空間”

鳴島 タカシ(なるさん)

青梅市の弱小電気メーカー経営者。羽村在住なのに地元にうとい。羽村に詳しくなりそうだし面白そうだから羽村市魅力発信市民記者になった。