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親も夢中になれるボードゲームの魅力とは? 羽村から発信する地域活性化にもつながる親子の新しいアソビのかたち

  • 金子 知子(市民記者:ともちゃん)

子どもと遊びながらも、ついついスマホばかりのぞいてしまったり、子どもにテレビやインターネット動画を見せて自分は別のことをしてしまったり。そんな経験はありませんか。
毎日、家事や育児、仕事に追われて忙しいお父さんお母さんにとっては、自分の時間に余裕が持てず、子どもと遊びを楽しむことさえ負担に思えてしまうこともあるかも知れません。
そこで、親自身が楽しめて、家庭でも手軽に遊べるコミュニケーションツールのひとつとして注目されているのが「ボードゲーム」です。子どもも親も一緒に考え、協力し、大笑いして知恵もつく。そして、「子どもの遊びに親が付き合う」という視点を変えてくれるボードゲームの魅力について、全国的にも珍しいボードゲーム専門店「すごろくや」代表の丸田康司さんに、これまでの取組から見えてきた家族のコミュニケーションの課題と、羽村市だからこそできる新たな展開について伺いました。

少年のような無邪気さと知性を兼ね備えた丸田さん

みんながルールを理解して、わいわい楽しむ

「まずはみんなでルールを理解し、あれこれ工夫して、『ああこうやるのか』って考えながら楽しむ。それが、ボードゲームに限らずどんなゲームでも共通の魅力です」

それぞれのゲームに詰め込まれた真の楽しさや醍醐味(だいごみ)を最大限楽しむためには、プレイする全員がきちんとルールを理解して、自分の意思で冒険を繰り広げることが大切です。では、親も子どもも楽しくルールを理解するコツとはどのようなものなのでしょうか。

「せっかくのゲームも、ただ買い与えるだけでは意味がないですよね。子どもにきちんとルールを説明せずに、ただコマを動かしておもちゃみたいに遊ばれていることも多いです。いざみんなでやろうと思っても、ルールを説明しているお父さんやお母さんが一番理解できていなかったり、うまく説明できなかったりするから、ついイライラして子どもに行動を指図してしまいがちです。そうならないためにも、まずはみんなの前で説明書を声に出して読んでみることです。一文ごとに理解度を確認しながら、誰が、どこを理解できていないかを考えて、話し合ったりできるといいですね」

そして、聞かせる方にも、聞く方にも作法やマナーがあるといいます。

「効果的な説明書の“聞かせ方”や“聞き方”に関するワークショップも開催しています。でも、家族で楽しむときにはそんなに難しく考えず、忘れたらその都度確認すればいいんです。それに、人それぞれ得手不得手がありますし、ゲームとの相性もあります。頭の使い方という意味では色々なゲームがありますから、違った種類のものをいくつか用意するというのもひとつです」

店頭のゲームは対象年齢も2歳からと幅広い

子どもが一緒に遊んでくれる「今」は貴重な時間。親が子どもに遊んでもらおう!

親子でボードゲームを楽しむために、まずは親御さんにその楽しさを知ってもらいたいという丸田さん。

「子どもと一緒に楽しむっていうことに関しては、まだまだ親御さんの意識が低いことが多いです。せっかく親子を対象としたワークショップを開催しても、子どもだけに参加させて自分はスマホを見ていたりね」

そこで、大人にも一緒に楽しんでもうらための工夫として、丸田さんは定期的に地元、高円寺のお寿司屋さんとコラボして「親子でゲームとお寿司」というイベントを開催しているそう。

「実はこれ、どちらかというと親御さんにこそ楽しんでもらいたい企画。お寿司みたいな夢のある食べ物と楽しいゲームを組み合わせて、まずは参加してもらう。その上で、親御さんが遊んでみて、「あれ、これむしろ大人向きかも!」と感じてくれて、これだったら家でもみんなでやってみようって思ってもらえたらいいなと思います。親自身が楽しめて、むしろ子どもに遊んでもらうくらいの感覚になれたら最高ですね」

地元、高円寺では毎回大盛況だという親子イベント。以前、イベントの際に羽村市に来たことがあるという丸田さんに、羽村市だからこそできることについて伺ってみました。

「『ゲームとお寿司』のイベントは、前身の『ゲームとカフェランチ』のイベントも合わせると60回近く開催しています。でも、都心にはなかなか広い会場がないので、羽村でも、ぜひ出張版をやってみたいですね。広い施設や公園が充実しているでしょうから、ボードゲームに限らず、そういう特色を生かしたイベントもできると思います。ただ、エンターテイメント性がある人の濃度は都心から離れるほど薄まっていくもの。だからこそ、こういう企画を通して、実際に大勢の方が参加してくれれば、こんなことにも目を向けている感度が高い人が羽村には多いとPRできて、まちの活性化にも繋がるのではないでしょうか」

ボードゲームは世代を超えたコミュニケーションツール

お父さんお母さんが楽しいと感じて、たくさん一緒に遊んでくれたら子どもたちも嬉しい。ボードゲームはそんなふうに家族を繋げ、また子ども自身が楽しみながら自分で考える力を育み、想像力を広げる夢のあるツールなんですね。
そして、子どもが一緒に遊んでくれる貴重な今を親自身も楽しいと感じられることで、ボードゲームに限らず、子どもとの遊び自体を今まで以上に一緒に楽しめるのではないでしょうか。これからの季節、羽村市ならではの自然の中での外遊びも、めいっぱい楽しみたいですね。

さらに、今回のお話を通じて地域の活性化に繋がる可能性も感じることができました。エンターテイメント性豊かな人が集う羽村市をPRしていけるようなイベントを開催できたら素敵ですね。みなさん、是非一緒に盛り上げていきましょう!これからも、いろいろな世代が楽しめるあれこれを、羽村市の魅力と絡めて紹介していきたいと思います。

INFORMATION

すごろくや
住所 東京都杉並区高円寺北2-3-8日光ビル2F (JR高円寺駅徒歩1分)
営業時間 11:00~20:00
定休日 水曜日
連絡先 03-5327-4568
ウェブサイト http://sugorokuya.jp/

市民記者プロフィール

金子 知子(ともちゃん)

楽器技術者。同じく楽器技術者の旦那さまと共に、子どもたちとお酒と平和をこよなく愛する2児の母。
3年前(2013年)に杉並区から羽村市に移住。